尼崎市|阪急塚口駅前|池田司法書士事務所です。

お知らせ

平成28年2月16日コープカルチャー宝塚にて「成年後見制度の利用と事例」に関するセミナー講師をさせて頂きました。

成年後見制度を知らないがために、被害にあっている方が沢山おられます。
成年後見制度の内容を知って頂き、ご自身や身の回りの方々を守りましょう、という気持ちでセミナー講師をさせて頂きました。

法律用語も沢山でるので、ハードなセミナーでしたが、皆様熱心に耳を傾けられ、質問も沢山飛び交い、充実したセミナーになりました。

今後も、皆様のお役にたてる情報を発信していきたいと思います。

今回のテーマはこれ「遺言ってほんまに必要なん?」
これから何回かに分けて遺言についてご説明したいと思います。

遺言遺言って言うけど、ほんまに必要なんかいな?
そんなん作るん面倒くさいし、うっとこ財産なんかあらへんねんからいらんいらん。

と思われているかもしれますん。
しかし!!「遺言は必要です!」と断言します。

司法書士という仕事柄、相続にはよく関わるのですが、相続争いの多いこと多いこと。。。
悲しいかな、これは現実なんです。
テレビの中だけの話ではありません。
財産無いと思っていても、ご自宅はあったりしませんか?
財産無いと思っていても、預金がいくらかありませんか?

貰えるものは貰いたい。
それは普通の事でもあります。

亡くなった方は、残された家族に争いを起こさせるために財産を残したわけではありません。
しかしながら、親が生きているときは仲が良かったのに、親が亡くなって相続が発生した途端、兄弟の仲が悪くなるということは本当によくある話です。

遺言は亡くなった方の意思ですので、相続において尊重され優先されます。

1通書くだけで、相続人間の争いを未然に防ぐことができるのです。

遺言には、形式が法律上決められていて、その形式に従わなければ有効な遺言として取り扱われません。

例えば、遺産の分け方を声に残した「録音テープ」

この「録音テープ」は遺言として有効ではありません。
法律上決められた形式の中に「録音テープ」は入っていないからです。

残された相続人が無駄な争いをしないためにも、ご自身が残した財産をどう分けるかを明確にして、遺言を残されることをお勧めします。
遺言が残っていれば、残された相続人も、亡くなった方の意思だからと尊重するものです。

遺言に書く内容も、財産のことだけでなく、感謝の気持ちを書き綴るのもおススメします。

残された家族や友人に「ありがとう」の気持ちや、何でも良いんです。

ひょっとしたら、遺言を書いてる最中にご自分の人生を振り返ることもあるかもしれません。

もう一度あの人に会っておこうと思うこともあるかもしれません。

遺言は何回でも書いて大丈夫です。

一番最新の遺言が優先されますので、試行錯誤しながら書いてみてはいかがでしょうか。


成年後見制度について<PART4>
~成年後見人の報酬はいくらもらえるの?~

 先般の成年後見制度の記事の中にも出てきたとおり、成年後見制度を利用するにしても、成年後見人が第三者がつく場合があります。

例えば、親が認知症になったとして、子供たちとの間で、親の財産や介護の方法などをめぐってトラブルがある場合などは、子供は親の成年後見人には選ばれません。

このような場合は、裁判所は司法書士や弁護士などの第三者を選ぶことになります。

ここで気になるのが、成年後見人に選ばれた司法書士や弁護士に対する報酬です。

専門家が成年後見人につくのだから、ものすごい費用がかかるのではないか?と不安に思うと思います。

成年後見人になると、毎年1回家庭裁判所に対し後見人が本人のためにどのような業務を行ったか等の業務報告をします。
その業務報告とあわせて「報酬付与の申立て」をします。
このときに、家庭裁判所が成年後見人の仕事の内容、本人の資産や収入に応じて決めることになります。

成年後見人が、「自分はこれだけの仕事したんだから、100万円欲しい」といってもダメなのです。成年後見人は、自分の報酬を決めることは一切できません。

そして、家庭裁判所が決める報酬の基準というのは、明らかになっておりません。

「月いくらの報酬」というようにはっきりしたことは言えないのですが、認知症になられた方等の本人の生活レベルを下げてしまうような報酬の決定を家庭裁判所がすることはありませんので、ご安心ください。

財産がほとんどない方の後見人をする場合は、司法書士や弁護士でも非常に少ない報酬で成年後見人をすることもあります。

手弁当で業務をされている専門職後見人の方もいらっしゃいます。

私は、成年後見業務は公益色が強く、社会的な業務だと思っております。
そして、この少子高齢化社会の日本において、成年後見制度は必要不可欠な制度です。

私としては、成年後見業務を通じて、成年後見制度という制度を皆さんに知って頂き、うまく活用し、より心穏やかに生活できる一助となればと思っております。

成年後見制度についてより詳しくお知りになりたい方は、
池田司法書士事務所(06-6423-3101)までお問い合わせ下さい。
  
他に、成年後見制度の主な問い合わせ先として下記もございます。
社団法人成年後見センター・リーガルサポート
各自治体の社会福祉協議会や福祉公社の法律相談窓口等

成年後見制度についてPART3
《どんな時に成年後見制度がつかわれるのか~利用例》

先般の「成年後見制度について」の記事で成年後見制度という制度があるということを知って頂きましたが、では、具体的にどんな時に利用するのかということを次に見ていきましょう。

<ケース1 認知症の夫の預貯金の解約>
長年連れ添った高齢の夫(87歳)が認知症になり介護が必要になった。
高齢の妻である私(85歳)一人だけでは介護は難しいので老人ホームに入れよう。
老人ホームとの契約のために夫の預貯金を解約しないといけなくなった。

この場合、預貯金の解約は、妻は勝手にすることはできません。
夫名義の預貯金は、夫のものなのです。
妻といえども解約できないのです。
成年後見制度を利用し、成年後見人を裁判所に選任してもらうことで、預貯金の解約や、今後の老人ホームとの契約もスムーズにできることになります。

<ケース2 知的障がいの子の将来>
知的障がいのある一人息子(50歳)の将来が不安。
今は私たち夫婦(夫80歳・妻78歳)が面倒を見ているけれど、もし私たちが死んだ後はどうなるのだろう。

子の先天性の知的障がいに限らず、交通事故などにより、障がいをもつ場合もあります。
近くで面倒を見てくれる親が元気なうちは良いのですが、高齢になり、いつか子より先に死んでしまいます。
そのようなときに利用するのが成年後見制度です。
親が亡くなった後も、親が残してくれた財産を成年後見人が管理し、子のために支援していきます。
「いつ成年後見制度の申立てをするべきか」、「誰が子のために成年後見人になるべきか」など検討し、成年後見制度を利用して下さい。


その他に、判断能力が低下した親が遠くに住んでいるときなどに成年後見制度を利用すると、親の近くにいる成年後見人がその親の財産を管理したり、よりよく生活できるために支援したりします。

成年後見制度についてより詳しくお知りになりたい方は、
池田司法書士事務所(06-6423-3101)までお問い合わせ下さい。
  
他に、成年後見制度の主な問い合わせ先として下記もございます。
社団法人成年後見センター・リーガルサポート
各自治体の社会福祉協議会や福祉公社の法律相談窓口等

成年後見制度について《PART2》
成年後見人は誰がなるのか?

 成年後見制度は、判断能力が低下した方(ここからは「本人」といいます)のために家庭裁判所が成年後見人を選任し、就任します。

 では、本人のために就任する成年後見人は誰がなるのでしょうか?

 例えば、90歳の夫が認知症になり、88歳の妻が夫のために後見人になりたいと言います。

 今まで支えあってきた夫婦なのだから、これからも夫のためにと思うのは当然です。

 ただし、ここで注意が必要です。

 成年後見人を選ぶのはあくまでも「裁判所」なのです。

 私がなりたいと言ってすぐになれるものではないことに注意です。

 「私が本人の後見人になります」と候補者になったとしても、裁判所がその方が成年後見人としてふさわしいかを判断します。

 ここで、どういう基準で裁判所は決めるのでしょうか。

 後見人になると毎年裁判所に財産状況などを報告しないといけません。

 ここでの例のように、88歳の高齢の方が毎年裁判所に報告書を提出できるのか、という問題もあります。

 更に、財産がどれだけあるか、親族間で争いはないのかなど、様々な方面から裁判所は判断します。

 親族が候補者として申立てしたとしても、親族が選ばれなかった場合は、第三者として、司法書士や弁護士等が就任することになります。

成年後見制度についてより詳しくお知りになりたい方は、
池田司法書士事務所(06-6423-3101)までお問い合わせ下さい。
  
他に、成年後見制度の主な問い合わせ先として下記もございます。
社団法人成年後見センター・リーガルサポート
各自治体の社会福祉協議会や福祉公社の法律相談窓口等

成年後見制度について<PART1>
《成年後見制度ってそもそも何??》

当事務所では、成年後見業務も広く取り扱っております。

テレビや新聞などでよく見かけるけど、そもそも成年後見制度って何?と思われる方も多くおられると思います。

ということで、成年後見制度についてわかりやすく数回に分けて解説していきます。

まず成年後見制度というのは、判断能力が不十分な人たちの財産や生活を守るために欠かすことのできない大切な制度です。

ここで、判断能力が不十分な人たちというのは、例えば、認知症の方や精神疾患をお持ちの方等です。
ちなみに、認知症の高齢者数は2020年には289万人に達すると言われています。

このような方々は、日常の中で様々な契約などを結ぶときに、判断能力が不十分なため、自分に不利益な契約を結んでしまいます。
悪徳商法に騙されてしまったり、色んな被害にあってしまうことがあります。

そのような判断能力が不十分な方々の権利や財産を法律面や生活面から保護し支援するための仕組みが成年後見制度です。

成年後見制度を利用するにはまず家庭裁判所に申立てをしなければなりません。
おおまかな申立ての準備は次のとおりです。

1まず医師による診断書(成年後見用の様式があります。)をとります。
2申立人と成年後見人等の候補者を検討します。
3申し立てに必要な書類を準備します。

PART1では、成年後見制度の「基本のき」について簡単に解説致しました。

次のPARTでは、では誰が成年後見人になるのか、成年後見人は何をするのか等を解説していきます。

成年後見制度についてより詳しくお知りになりたい方は、
池田司法書士事務所(06-6423-3101)までお問い合わせ下さい。
  
他に、成年後見制度の主な問い合わせ先として下記もございます。
社団法人成年後見センター・リーガルサポート
各自治体の社会福祉協議会や福祉公社の法律相談窓口等

最近、ご相談の中でよく目にするのが、相続が発生したため相続登記の手続きをする際に、こんな担保がついてたの?!
という事例が多々あります。
よくあるのが、「休眠担保」と呼ばれるものです。
休眠担保とは、長期間放置された古い担保権(例えば抵当権等)のことをいいます。
その中には、明治・大正時代に債権額を10円として登記されているものもあります。
利息が「年玄米二石」のように、金銭以外の利息のときもあるのです!

そして、当時お金を返済して、担保権が消滅しても登記記録から当然に削除されるわけではなく、登記記録から抹消するには担保権抹消登記を申請する必要があります。
この抹消登記を怠ったまま放置されたりだとか、もう昔過ぎて、債権者も債務者も亡くなっている場合、担保権が抹消されることなく、100年だとかの歳月が経過して、登記だけ残っている、という場合があるのです。

不動産の登記簿謄本なんて、何かきっかけがないとみなさん目にすることは少ないと思います。
ですので、何かのきっかけのときに、「何?!この担保権は?!」となるのです。

問題なのは、この登記が存在するために買い手や金融機関が敬遠し、取引・融資の支障となることがあります。
相続した不動産を売りたいのに、100年も前の休眠担保がついているために買主さんが見つからないということもあるのです。

そこで、「休眠担保」を抹消する手続きを取ることになります。
時間はかかりますが、休眠担保権を抹消することは可能です。
もし、ご自分の不動産に謎の担保権がついてましたら、お近くの司法書士にご相談してみてください。

2月7日、梅田にて相続セミナー講師をさせて頂きました。
講師は、司法書士の私をはじめ、弁護士・税理士・生命保険の方でさせて頂きました。
相続問題というのは、法律問題だけでなく、税金も絡んでくる難しい問題が数多くあります。
その問題を、それぞれの専門家がどう解決していくか、というのがこのセミナーの趣旨です。
一つの専門家にだけ相談していても解決できない場合が多い相続の問題。
色んな分野の専門家が一つのセミナーで一緒に講義をするスタイルはとても好評でした。
池田司法書士事務所は、他の専門家との連携も強みとしております。
何かお困りのことがあれば、是非ご相談下さい。

今年も残すところあと一週間となりました。
皆様のご支援のおかげで司法書士として、不動産登記・商業登記をはじめとして、
遺言書作成・成年後見等幅広い業務をさせて頂くことができました。
今後の目標としても、地元尼崎市に根ざした業務をさせて頂きたく、日々の業務のみならず
勉学にも励んでいく所存です。
何卒宜しくお願い致します。
尚、年末年始は、12月28日から1月5日までお休みとさせて頂きます。
皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒宜しくお願い致します。

この度、兵庫県土地家屋調査士会の研修講師をさせて頂きました。
土地家屋調査士会の受講義務のある研修でしたので、多くの先生方が参加して下さいました。
講義内容は、成年後見制度や相続財産管理人制度、解散、清算など、司法書士業務と土地家屋調査士業務に関わりのある分野の制度に関するものです。
事例に合わせて、資料などを多く用意させて頂きました。
講師をするたびに、次はこうしよう、ああしようという反省や、受講された方々の質問を受けることで、こんなことが知りたいんだなと毎回自分自身の勉強にもなっています。
またより勉強して、良いものが提供できるよう頑張ります。

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