尼崎市の池田司法書士事務所 司法書士の池田悦子です。
兵庫県司法書士会会長の野上会長と本田理事とともに、尼崎市の松本眞市長に表敬訪問致しました。
尼崎市長、副市長、危機管理安全局の方々、都市整備局の方々と、災害時の防災協定や空き家問題に関して意見交換をさせて頂きました。
災害時、市民の皆様の相談にどのように対応していくか、市役所が窓口となり様々な士業と連携をとり、市民の皆様の支援をする体制作りなどのお話もありました。
空き家問題に関しては、日本中で課題があり、ここ尼崎市でも重要課題の一つです。
平成30年の調査によると、尼崎市内の空家数は約37,280戸あります。
古い建物を放置しておくとどんなことがおきるのか。
まず、倒壊や崩壊、屋根や外壁の落下、火災発生の恐れなどもあります。また、放火の危険もあります。衛生面でも問題がありますし、治安の悪化にも繋がります。
市民の皆様の命の危険にも及ぶ可能性も潜んでいます。
空き家問題というのは、多方面の問題を抱えているのです。
尼崎市でも様々な取り組みを行い、空き家を未然に防ぐ体制づくりに取り組んでいます。
この度の表敬訪問で、市長、副市長を始め、職員の皆様の貴重なご意見をお伺いし、とても有意義な時間でした。
兵庫県司法書士会としても、尼崎市が抱える様々な問題を解決する一助となれるよう協力していく所存です。
空き家問題の対策の一つとして令和6年4月よりスタートする相続登記の義務化があげられます。
空き家の問題も是非お近くの司法書士にご相談下さい。